ビエンチャンで、ADSOMプラスが開幕



24日、ラオスの首都ビエンチャンで、ADSOMプラス拡大ASEAN国防相会議高級事務レベル会合が開幕しました。会議に参加した代表はベトナム東部海域、いわゆる、南シナ海の緊張情勢がエスカレートしていることに懸念を表明しました。アメリカの国防次官補代理で南・東南アジア担当のエイミー・シーライト女史は「アメリカはベトナム東部海域でエスカレートしている緊張情勢を深く懸念している」と明らかにし、次のように語りました。

ビエンチャンで、ADSOMプラスが開幕 - ảnh 1

(テープ)      

「この会議で、我々はベトナム東部海域でエスカレートしている緊張情勢に関して、懸念を表明しました。我々は関係各国に対し、国際法と外交を通じて、全ての紛争を解決し、武力行使と現状変更をしないよう呼びかけました。」

会議で、拡大ASEAN国防相らは地域内のテロの危機、朝鮮半島の核問題、及び、ベトナム東部海域での緊張情勢という3つの課題に意見を率直に表明しました。ベトナム国防に関する国際関係研究所のブー・ティン・チョン ( Vu Tien Trong) 所長は次のように語りました。

(テープ)

「ベトナムは地域内諸国と同様、ベトナム東部海域でエスカレートしている緊張情勢に懸念を表明すると共に、この海域での領有権争いは歴史が残している問題と見なしています。ベトナムは両国に関連する問題に対しては、両国間がこれまでに達成した合意を基礎に、平和的措置で解決し、そして、多国に関連する問題に対しては、1982年の国連海洋法条約を始め、国際法を基礎に、多国間が達成した合意を基礎に解決することを主張しています」

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