フィンランドに現職最年少34歳の女性首相、若手中心の連立発足

(VOVWORLD) -北欧フィンランドの新首相に、サンナ・マリーン社会民主党党首(34)が10日就任しました。
フィンランドに現職最年少34歳の女性首相、若手中心の連立発足 - ảnh 1          (写真:AP)

現職で世界最年少の首相です。他の4党と連立政権を組んでおり5党の党首は全員女性。うち4人が35歳以下です。

議会は賛成99、反対70でマリーン氏を首相に選出しました。

前任のアンティ・リンネ首相は、郵便職員のストライキに対する対応を巡り連立を組む中道左派の中央党から不信任案が提出され、辞任に追い込まれました。

マリーン首相はツイッターで「全ての子どもが何にでもなれ、全ての人間が威厳をもって生きていける社会を作りたい」としました。

新政権は、一連のストライキが収まらない中で発足します。ストによって一部の国内の大手企業では3日間生産が止まっています。

内閣の構成は、12人の大臣が女性。男性は7人にとどまる。中央党のカトリ・クルムニ党首(32)は財務相に就任し、緑の党のマリア・オヒサロ党首(34)は引き続き内務相を務めます。左派連合のリー・アンデション党首(32)は教育相に、スウェーデン人民党アンナ・マジャ・ヘンリクソン党首(55)は法相にそれぞれ留任します。

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