「故郷の市場」

22日午前、中部トゥアティエンフエ省トゥイタイン村で、「故郷の市場」をテーマにしたイベントが始まりました。25日までの4日間で催されるこのイベントは、同省の観光回復を目指して1年中行われる「四季フェスティバル」の一環で、コミュニティベースドツーリズムの発展に弾みをつけることが狙いです。イベントの開幕式で発言に立ったトゥアティエンフエ省人民委員会のグエン・タイン・ビン副委員長は、コミュニティベースドツーリズムを発展させる方針を明らかにし、次のように語りました。

（テープ）

「故郷の市場というイベントは住民の日常生活を再現するものなので、地元のコミュニティベースドツーリズムの魅力さを紹介します。また、住民が新常態（ニューノーマル）に適応して日常生活を送っていることを示すイベントは、国内外の観光活動の再開に土台を作れると思います。」 

なお、世界遺産でもある古都フエを抱えている同省は、観光回復を主要な任務の一つと見なしており、観光PRや観光商品・サービスの質的向上に力を入れてゆく方針であるとしています。