VGP/Quang Hiếu撮影

 6日午後、ホーチミン市で、「2045対話」をテーマにしたグエン・スアン・フック首相と実業家・知識人との集いが行われました。この集いは「2045年までにベトナムを先進国の仲間に入りさせる」という目標の達成に向けて成功した実業家や学者の意見、アイディアに耳を傾けることが狙いです。

開幕式で発言に立ったフック首相は、「２０４５年は、国の統一７０周年を記念する年である。ベトナムは、『ベトナムが大国と肩を並べられるようになる』というホーチミン主席の願いが現実のものとなることを信頼できる」と強調し、次のように語りました。

（テープ）

「豊かな国民、強固な国を構築するために、国民生活の発展を注視しなければなりません。大国と肩を並べられるようになるためには、我々は、強大な企業、地域と世界的な競争力があるブランドを持つ必要があります。特に、国の重要な任務を担うための優れた人材を擁することも重要です。これらの目標を現実化させるためには、国内外に住むおよそ１億人のベトナム人の力を活用する必要があります。その他、国際的なリソースを誘致、受け入れ、発揮しなければなりません。」

一方、席上で、多くの経済グループの指導者は、フック首相が取り上げた「強力なベトナム作りの目標」に賛成すると同時に、政府に対し、裾野産業の発展を促進し、サプライチェーンの競争力を作り出し、交通インフラ整備への投資を優先課題にすることなどを提案しました。