フック首相、政府の10月月例会議を主宰

(VOVWORLD) -既にお伝えしましたように、30日午前、ハノイで、グエン・スアン・フック首相の主宰の下で、年初から10ヶ月の経済社会発展状況や、中部での台風被害克服作業などについて討議する政府の10月月例会議が開催されました。
フック首相、政府の10月月例会議を主宰 - ảnh 1    フック首相=VGP/Quang Hiếu

会議の結論を出したフック首相は、各省庁、部門、地方に対し、全国の経済成長率を2~3%にするという目標の達成に向けて、引き続き困難な状態を乗り越え、任務の遂行に尽力してゆくよう求めました。

国内経済の状況について、フック首相は「統計によりますと、10月に新たに設立された企業の割合は先月と比べおよそ19%、事業活動を再開する割合も10%増加した。その一方で、インフレ率が抑制された。10月中に、ベトナムに誘致された外国投資総額は44億ドルに上った」と明らかにしました。しかし、フック首相は、留意すべきの問題点、例えば、疫病、自然災害、貿易摩擦などを取り上げると共に、「政府は、経済成長の維持と疫病対策という二重の目標の達成に向けて決意を固めた。各省庁、部門、地方、特に洪水被災地は、自然災害の克服、被災者の生活の安定化に全力とすべてのリソースを注ぐ必要がある」と訴えました。

また、フック首相は、各レベル部門、人々に対し、「疫病予防対策は油断してはならない」と求めました。また、その中でも、「検問所での出入国活動を厳格に管理し、外国からの外国人専門家、投資家、及び、新型コロナの影響で外国で足止めされたベトナム人の受け入れに便宜を図る必要があります。医療部門は、あらゆる状態に適宜に対応するために、医療従事者や、医療設備などを十分に確保しなければなりません。同時に、経済回復プロセスを加速させ、経済成長率を2.5%~3%にするという目標の達成、エネルギー利用に関するプロジェクトの困難解決、国内観光へのテコ入れの推進、重点市場への輸出活動の円滑化に取り組むことも重要だ」としています。

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