フンセン首相によるポルポト政権転覆45周年を記念する旅
(VOVWORLD) - 式典で、両首相は、「善隣・友好・全面協力・長期安定」という両国関係を重視していることを再確認するとともに、今後も、その関係を両国国民の貴重な財産として発展させていくとのことで一致しました。
ファム・ミン・チン首相=VGP/Nhật Bắc |
20日午前、東南部ビンフォック省にあるベトナムとカンボジアとの国境地帯で、カンボジアのフンセン首相は、カンボジア領内で開催されるポルポト政権転覆45周年記念式典と関連活動に参加するベトナムのファム・ミン・チン首相と高級代表団の歓迎式を主宰しました。
ポルポト政権転覆45周年記念式典で、チン首相は、「ベトナムはカンボジア国民をポルポト派の民族虐殺から救出するために支援し、努力した。これはベトナムが自国の国際的任務を立派に果たす姿勢を示している」と強調しました。
一方、フンセン首相は、「歴史は、1977年6月20日始まったポルポト政権転覆闘争がなければ、今日のカンボジアはないということを立証している」と再確認するとともに、カンボジア国民の正当な闘争に対するベトナム志願兵の多大な貢献に再び謝意を表明しました。
カンボジアのフンセン首相=VGP/Nhật Bắc |
式典で、両首相は、「善隣・友好・全面協力・長期安定」という両国関係を重視していることを再確認するとともに、今後も、その関係を両国国民の貴重な財産として発展させていくとのことで一致しました。フンセン首相は両国関係が日増しに深化していることへの喜びの意を表明し、次のように語りました。
(テープ)
「この45年間、両国間の包括的協力関係が絶えず深化し、カンボジアとベトナムを結ぶ多くのインフラ整備プロジェクトが展開されてきました。これを目にして、喜んでいます。私とベトナムの首相は両国を結ぶ新しい国際検問所を建設することで一致しました。これは両国間の友好関係を示し、経済協力の強化に貢献すると確信しています」