ベトナム Eコマースで東南アジアで最も急速に成長する市場

(VOVWORLD) - ベトナムは東南アジアで最も急速に成長する市場になると予想され、Eコマースの総額は2026年までに2021年の推定値の4.5倍にあたる560億USD(約6兆4000億円)に増加すると推定されます。

25日、発表されたSNS=ソーシャル・ネットワーキング・サービスのフェイスブック(Facebook)と米コンサルティング会社ベイン・アンド・カンパニー(Bain & Company)が共同で実施した調査「SYNC東南アジア(SYNC Southeast Asia)」結果によりますと、ベトナムは東南アジアで最も急速に成長する市場になると予想され、Eコマースの総額は2026年までに2021年の推定値の4.5倍にあたる560億USD(約6兆4000億円)に増加すると推定されます。また、ベトナムのデジタル消費者数は2021年末までに5300万人に増加するということです。

「デジタル消費者」は、インターネット上で価格を調べて比較したり、商品の口コミを確認したりして、オンラインショッピングを利用する人のことです。この調査はデジタル消費者1万6700人を対象に行われたものです。

ベトナムの消費者の10人のうち、7人がデジタルにアクセスできる環境にあります。また、ベトナムの消費者は2021年に、SNS、メッセージ、動画視聴、電子商取引(e コマース=EC)、Eメールの5つに最も時間を費やしています。 

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の長期化が、ECの追い風になっています。
ベトナムの消費者が2021年にオンラインショッピングを利用した商品のカテゴリー数は前年比50%増加し、取引があったオンラインストアの数も40%増加しました。これにより、取引額は前年の1.5倍に増加しています。

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