ベトナム、G20 に発展途上諸国の支援を呼びかける

(VOVWORLD) -フック首相は「平和、安定は包摂的で、持続可能な発展の前提となる。これは法律を基礎にした多国間関係、相互尊重、相互信頼を通じて得られるものである」と述べました。
ベトナム、G20 に発展途上諸国の支援を呼びかける - ảnh 1                     (写真:TTXVN)

11月21日と22日の両日オンライン形式で開催されていた主要20カ国・地域首脳会議=G20首脳会議の活動の一環として、ベトナム時間の22日夜、グエン・スアン・フック首相は「包摂的で対応能力がある持続可能な未来社会づくり」をテーマとした第2討論会に参加しました。

会議で演説に立ったフック首相は「平和、安定は包摂的で、持続可能な発展の前提となる。これは法律を基礎にした多国間関係、相互尊重、相互信頼を通じて得られるものである。そして、G20や国連を始め、多国間組織が新しい情勢におけるグローバルな問題の解決に重要な前提を作り出す」と明らかにしました。フック首相は次のように語りました。

(テープ) 

「持続可能な開発のための2030アジェンダ、2020年以降の地球温暖化対策の国際的な枠組みであるパリ協定を履行するため、各国はこれらの目標をそれぞれの国の発展計画に盛り込むと共に強い決意を固める必要があります。G20 加盟諸国がこれらの目標の遂行に取り組んでいる発展途上諸国を支援することを望んでいます。」

このように語ったフック首相はパリ協定の履行に関するベトナムの公約を明らかにし、その中で、「2030年をめどに、ベトナムは国内の力で温室効果ガスの排出量の9%を削減する目標を掲げるが、外国からの支援を受けた場合、その数は27%にのぼる」と強調しました。

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