ベトナムで 断食月「ラマダン」に応える様々な活動

(VOVWORLD) - 22日、ホーチミン市の祖国戦線委員会は「2023年の断食月「ラマダン」にあたり、イスラム教共同体、礼拝堂管理委員会などと会合を行いました。
ベトナムで 断食月「ラマダン」に応える様々な活動 - ảnh 1(写真:VOV)

これは党と国家の宗教政策の効率化を目指す活動の一つで、現地に住むイスラム教信者に愛国競争運動や市の建設防衛、民族大団結への参加を働きかけることが狙いです。

会合でビンチャイン県に住むチャム族出身のイスラム教徒の一人は次のように話しました。

(テープ)

「毎年、断食月『ラマダン』にあたり、市の指導者がチャム族のイスラム教徒の元を訪れてくれ、嬉しく思っています。本日、祖国戦線委員会の代表は私たちを訪問してくれました。行政当局はチャム族コミュニティの断食月に関心をお寄せくださり、ありがたいです」

同日、中部ビントゥアン省のイスラム教徒数千人は共同墓地に集まり、墓参りの後、断食月の準備を始めました。イスラム教評議会の代表は次のように語りました。

(テープ)

「3、4日間、墓参りの儀式を行い、1か月間にわたり、先祖をお寺で行われるチャム族の伝統正月ラムワン祭りに招待します。正月にあたり、行政当局はチャム族の人々に贈り物を渡しますよ」

この機にビントゥアン省党委員会、人民委員会、祖国戦線委員会の代表団はイスラム教聖職者や有力者を訪れました。

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