(VOVWORLD) - 22日、ハノイで、ベトナム社会科学アカデミー所属のインド・西アジア研究所はオンラインで、「ベトナムとスリランカの50年間の国交、成果と展望」と題する科学シンポジウムを開催しました。
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これは、両国関係の評定や、今後のビジョン制定、協力強化などを目指すものです。席上、ベトナム社会科学アカデミーの副学長を務めるダン・グエン・アイン教授は、「両国は貿易・投資協力を拡大させるとともに、インフラ整備や、ハイテク、再生エネルギー、裾野産業などの分野への企業の投資を奨励していく必要がある」と訴えました。
また、両国企業がグローバルバリューチェーンに参入することへの条件づくりも重要だと指摘しました。一方、スリランカ外務省の幹部は、「スリランカはベトナムとインド洋諸国を結ぶ懸け橋としての役割を果たす」と確認した上で、ベトナムに対し、スリランカとASEAN諸国を結ぶ懸け橋になるよう提案しました。