ベトナムと中国の指導者、越・中国交樹立70周年の祝電を交換
(VOVWORLD) - 1月18日のベトナムと中国の外交関係樹立70周年記念日にあたり、グエン・フ・チョン党書記長・国家主席、グエン・スアン・フック首相、グエン・ティ・キム・ガン国会議長、及び、中国の習近平党総書記兼国家主席、李克強首相、栗 戦書(りつ せんしょ)全国人民代表大会常務委員長は祝電を交換しました。
中国の指導者らに宛てられた祝電の中で、ベトナムの指導者らは次のように書いておられました。「1950年1月18日は、ベトナムと中国との隣国関係にとって歴史的な節目であった。過去70年間、両国の党、国家、国民は、互いに支持し合い、大きくて貴重な支援をし合っており、それぞれの国の民族解放と社会主義建設事業の成功に貢献してきた。
地域と世界の情勢が変化している背景の中で、ベトナムと中国との関係を絶え間なく強化、発展させることは、歴史的責任であり、両国の党、国民の願望に合致しており、両国関係を促進し、両国民の基本的かつ長期的な利益に見合い、地域と世界の平和・安定・協力・発展の強化に寄与することである。」ということです。
一方、ベトナムの指導者らに宛てられた祝電の中で、中国の指導者らは次のように書いておられました。
「中国とベトナムは隣国同士である。外交関係樹立以来のこの70年間、両国先輩の指導者らから培われてきた友好関係は著しく発展し、両国関係は、良好に発展し、各分野における協力活動は絶え間なく大幅に拡大され、両国民の適切な利益をもたらした。
今日の世界状況の中で、中国は、中・越関係の発展を極めて重視しており、ベトナムとともに、両国関係の正しい発展方向を確実に把握し、中・越の全面的な戦略的パートナーシップの促進に努力してゆく方針だ。」ということです。
なお、この機に、ファム・ビン・ミン副首相兼外相と中国の王 毅(おう き)外相も祝電を交換しました。