(VOVWORLD) -現在、ホーチミン市の各会社や所属機関でベトナムの民族衣装アオザイを着る女性たちの姿をよく見かけます。
(写真:TTXVN) |
これは3月8日の「国際婦人デー」を迎えるためであり、ベトナム女性連合会が提唱している「アオザイウイーク」に応えるためでもあります。
ホーチミン市第2区にあるEVN=ベトナム電力総公社の子会社第3発電株式会社で女性たちがアオザイを着用するのは今年が初めてです。同社の社員の話です。
(テープ)
「今年、我が社は3月1日から8日にかけて、アオザイウィークに応えるために女性たちの全員が職場でアオザイを着るよう呼びかけています。会社の女性たちは、この呼びかけに積極的に応えていますよ。」
一方、ホーチミン市第4区の婦人連合会のゴー・ヌー・ゴック副会長は、次のように語りました。
(テープ)
「アオザイウィークに応えるために、私たちは様々な活動を行っています。例えば、女性たちがアオザイを着る女性たちによる自転車パレードや、アオザイ披露会、アオザイの贈呈プログラムなどです。これらのイベントは、女性たちをはじめ市民からも多くの関心を集めています。」
なお、今月、ホーチミン市では、ベトナムのアオザイに関する歴史・文化・芸術の価値を顕彰するため、「ベトナムのアオザイ、習慣・価値・アイデンティティへの理解」をテーマにしたコンテストや展示会、シンポジウムなどが開催される予定です。