(VOVWORLD) -26日、ブ・ドゥック・ダム副首相は、インド・ホラシス経済協力フォーラム2022に出席するためベトナムを訪問中のインド外務省のラージクマール・ランジャン・シン(Rajkumar Ranjan Singh )外務副大臣と会見しました。
〈写真:TTXVN) |
会見で、ダム副首相は、「ベトナムはインドとの包括的な戦略的パートナシップを常に重視している」と強調するとともに、「両国は政治外交や国防安全保障、貿易投資、科学技術、文化と草の根外交などの協力をより強化する必要がある」との見解を示しました。
また、ダム副首相は、インド企業に対しベトナムに加工技術や製造業、自動車裾野産業、情報通信技術、エネルギー、ハイテク農業、イノベーション、インフラ整備などの分野への投資を拡大するよう呼びかけました。
一方、ラージクマール・ランジャン・シン外務副大臣は、「インドは、ベトナムをインド政府の東方政策における重要な国として見なしている」と再確認するとともに、「両国の外交関係樹立50周年記念日にあたり多くの活動を開催するためにベトナムの各省庁・地方と緊密に連携する用意がある」と表明しました。
また、双方は、地域と国際場裏において、とりわけ国連とASEANで互いに支持し合い、緊密に連携するとともに、ベトナム東部海域(南シナ海)における平和、安定の維持、安全保障、航行の自由の重要性を強調し、国際法、とりわけ1982年国連海洋法条約を則って、この海域を巡るあらゆる紛争を平和措置で解決することで合意しました。