ベトナム、エネルギー分野でロシアなどとの協力を拡大させる

(VOVWORLD) -ロシア政府の招きに応じて、フアム・ミン・チン首相は13日~15日にかけて、モスクワで開催中のフォーラム「ロシア・エナジー・ウイーク」に事前収録したビデオ演説を行いました。
ベトナム、エネルギー分野でロシアなどとの協力を拡大させる - ảnh 1フアム・ミン・チン首相

演説で、チン首相は世界のエネルギー分野の安定化に大きく貢献してきたロシアの重要な役割を高く評価すると共に、今回の「ロシア・エナジー・ウイーク」を始め、エネルギー分野に関するロシアの構想はエネルギー分野の確実な発展に向けた各国間の協力と対話の強化に寄与していると強調しました。

チン首相は気候変動から悪影響を大きく受けているベトナムは再生可能なエネルギーの比重の向上などエネルギー構造の転換、エネルギーの節約と効果的な利用の重要性を深く認識していると明らかにすると共に「現在、ベトナムは2021年~2030年の国家電力開発計画と2045年のビジョンを作成している」と強調しました。

チン首相は次のように語りました。

(テープ)

「現在、ベトナムはエネルギー分野を世界の流れに合致しながら発展させ、気候変動に対応し、ベトナムのメリットと潜在力を活用するための政策と体制の完備に力を入れています。我々は官民連携体制を通じて、ロシアの企業が再生可能なエネルギーを始め、ベトナムのエネルギー分野に投資することに有利な条件を作り出します。ベトナムはエネルギー分野において、ロシアを含め、各国との協力を強化する用意がある他、財政、技術、インフラ、人材育成などの面でロシアからの支援を受けることを望んでいます」

このように語ったチン首相は「世界は新型コロナウイルス感染症だけでなく、気候変動など様々なな悪影響を受けている。そのため、エネルギー安全確保を目指し、各国間の協力が非常に重要な役割を担っている」と明らかにしました。


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