（写真：Dương Giang/TTXVN）

首相の活動を担当するVOVのレポーターによりますと、6日、ハノイで、新型コロナウイルス感染症予防対策国家指導委員会委員長を務めるファム・ミン・チン首相の主宰のもと、同委員会の第19回会合が行われました。

その冒頭で、チン首相は、疫病との闘いに対するワクチンの重要性を強調し、ワクチン接種を促進していくよう要請しました。チン首相は次のように語りました。

（テープ）

「新型コロナウイルス感染症についてですが、予断を許さない状態が続くと思います。ワクチン接種についてですが、今年2月から指導しましたが、全国規模で、その活動の効果を評定する必要があります。保健省や、各地方の保健局は進める必要があります。」

このように語ったチン首相は、「国民の生命は最重要な課題であり、コロナが再燃しないように全力をあげて取り組む必要がある」と強調しました。

なお、会議で出された報告書によりますと、これまで、ベトナムで確認されてきた感染者数は1070万人であり、その中の990万人が完治し、そして、ワクチン接種は2億4700万回分に達しているとしています。