(VOVWORLD) - 27日午後、ハノイで、ブオン・ディン・フエ国会議長は中国全国人民代表大会常務委員会の趙楽際委員長と電話会談をしました。
席上、フエ議長は中国側に対し、農産物をはじめとするベトナムの製品の輸入の拡大、アジア・ヨーロッパ鉄道による第三国を通過するベトナム製品の輸送への条件提示、ベトナムへの大規模で質の高い投資プロジェクトの実施、無償援助プロジェクトの加速、道路、海路、鉄道、空路の連携、若者を中心とする草の根交流、各レベルの訪問団の往来などを提案しました。
また、両国の指導者の共通認識や合意書、中でも、「海上問題解決を導く基本原則に関する合意」に従って、海上で発生する問題を適切に解決し、平和・安定を維持するとともに、国際法、1982年国連海洋法条約に則って平和的措置で紛争を解決しDOC＝海上行動宣言を完全履行し、COC＝海上行動規範を早期作成するよう訴えました。
一方、趙氏は共産党間の交流や高級指導者による会合、投資・交通連携プロジェクトの促進を提案し、中国はベトナムの農産物の中国への輸出に便宜を図ると強調しました。
両者は立法機関の協力を強化し、両国の戦略的な包括的パートナーシップに貢献すると再確認しました。