オンライン方式で開催される会議

会議で発言に立った国連駐在ベトナム代表団の団長を務めるダン・ディン・クイ大使は、「ベトナムは中東和平プロセスの促進に関するあらゆる努力や、イニシアティブを支持する」というベトナムの終始一貫した政策を再確認するとともに、世界各国に対し、交渉再開に便宜を図っていくようアピールしました。

クイ大使は、関係各側に対し、「信頼醸成を進め、交渉にマイナス影響を与える一方的な行動を自制するよう」訴えました。また、ベトナムが国連憲章や、国際法、国連の関連決議に基づく東エルサレムを首都とするパレスチナ独立国家と二国家共存構想を支持することを再確認しました。さらに、国際社会に対し、パレスチナへの人道支援を維持するよう呼びかけています。