ベトナム外務省 「発展途上国としての優遇措置を中止」米の決定に反応

(VOVWORLD) - ベトナムはWTOで「発展途上国」として認められています。

20日、ハノイで行われた定例記者会見で、ベトナム外務省のドアン・カック・ベト副報道官は、WTO世界貿易機関で「発展途上国」としてベトナムが受けている優遇措置を中止したアメリカの決定について、ベトナムはWTOで「発展途上国」として認められていると明らかにしました。また、ベトナムはこの決定による影響を評価しながらも、アメリカとの貿易関係を引き続き促進させてゆく方針であると強調しました。そして、2019年の両国の貿易総額は760億ドルにのぼっており、前年と比べ、25%増となっているとして、アメリカはベトナムにとって最大の輸出市場であると述べました。

新型コロナウイルスによる肺炎の感染への予防対策に関する中国の取り組みについて、ベト副報道官は、ベトナムは中国を含む各国と緊密に連携して、感染への予防対策を進めていると述べ、中国を始め、感染が広がっている各国の国民が1日も早く安定な生活に戻ることを希望すると強調しました。

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