ベトナム、多次元貧困率を年間1~1.5%引き下げる目標を目指す

(VOVWORLD) - 2023年にも、労働傷病軍人社会事業省は関連機関、地方と連携し、2021年~2025年期の持続可能な貧困解消国家目標プログラムを効果的に展開し続けています。
ベトナム、多次元貧困率を年間1~1.5%引き下げる目標を目指す - ảnh 1労働傷病軍人社会事業省のダオ・ゴック・ズン大臣=Võ Hải/VNExpress

その中で、ベトナムの多次元貧困率を年間1~1.5%、少数民族の世帯貧困率を年間3%、貧困な県の多次元貧困率を4%引き下げる目標を掲げています。また、貧困解消に関する政策、メカニズムの完備、持続可能な貧困解消国家目標プログラムの実施の加速、貧困解消に関する政策の実施、資源の動員などに力を入れる必要があるとしています。

労働傷病軍人社会事業省のダオ・ゴック・ズン大臣は次のように語りました。

(テープ)

「まず、政治システム全体が貧困解消事業に参加しなければなりませんが、貧しい人々の努力も必要とされています。国家は資金と物質的な支援のほか、無条件支援措置と条件付きの貸出政策を発布することも重要です。また、貧困者の生計や雇用、貧困世帯の仮設住宅の代わりに健全な住宅を建設することなどに集中する必要があります。2025年までに、貧困世帯が持続的かつ安全な住宅を持つこと、きれいな水道を使うこと、子供の栄養補給などの課題解決に力を入れています」

なお、2022年1月18日、首相は2021年~2025年期の持続可能な貧困解消国家目標プログラムを承認しました。このプログラムは、持続的かつ包括的な多次元貧困を解消することや、再び貧困と貧困の発生を抑制すること、貧困者や貧困世帯が最低限の生活水準を乗り越えて、基本的な社会サービスを利用できるように補助するという目標を設定しました。

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