討論会の様子

24日、国連駐在ベトナム代表は国連駐在スイス、セネガル、スロベニア、ユニセフ、国連児童基金などと協力して、「武装衝突における水資源と給水インフラの保護」をテーマとした国連安全保障理事会のオンライン討論会を共同主催しました。

このイベントは5月23日～27日にかけて行われている「武装衝突下での一般市民の保護に関する国連ウィーク」における活動の一環です。

討論会で、国連駐在ベトナムのダン・ホアン・ザン大使は「水資源の安全保障はすべての国の平和、安定、発展の基盤である」と明らかにするとともに、アフリカと中東地域を始め、世界の多くの国で発生している武装衝突により、水資源と給水インフラの破壊がもたらす負の影響に懸念を表明しました。

ザン大使は関連各所に対し、国際人道法で定められる義務の履行と認識向上を推進するよう呼びかけるほか、安保理に対し、この件に関する討論会を行うよう訴えました。