(VOVWORLD) - 28日夜、ハノイで、ブ・ドゥク・ダム副首相の主宰のもと、新型コロナウイルスによる疫病予防対策に関する会議が行われ、関連各省庁、部門、機関、地方の代表が参加しました。
(写真:TTXVN) |
席上、ダム副首相は、「ベトナムは新型コロナウイルスによる疫病の管理を効果的に進めている」と確認し、「ホーチミン市のチョレイ病院が既に1人の中国人患者を治したことや、もう1人の患者が治療を受けてから回復の兆しを見せていることはベトナム医療部門の能力を示すものである」としています。
また、ダム副首相は、保健省に対し、疫病の早期発見や、患者の適時治療などを目指し、40の移動チームを設立するよう指示しました。こうした中、各地方は、疫病予防対策活動を積極的に展開しています。
中部クアンナム省ホイアン旧市街の行政府はホットラインを設置すると共に、観光客と住民に対し、マスクを使うよう勧めています。クアンナム省保険局のグエン・バン・ハイ局長は次のように明らかにしています。
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「初期段階、つまり、疫病がまだ発生していない時から、管理措置をとってきました。一番重要なのは省内に在住中の観光客の管理・支援です」
一方、ダナン市人民委員会は、疫病が流行しているところに往来する陸路・水路・空路の路線を一時的に停止することを要請しています。また、同市の医療部門は各港と空港で、管理措置を強化しています。ダナン国際空港の責任者の話です。
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「ダナンの当局は政府に対し、疫病が流行している地方へのツアーを許可せず、サービスを提供しないことを提案しています。現時点まで、すべてはコントロール下にあります。」
同日、中部沿海カインホア省の熱帯病院は40病床規模の病室を設置しました。これは、以前と比べ、倍増となっています。