チャン・タイン・マン氏

閉会式にはグエン・スアン・フック首相、老革命家、各部門や機関の代表、及びベトナムの人民各層、人民武装勢力、各民族、宗教、国外在住ベトナム人の代表およそ千人が参加しました。

閉会式で、政府を代表して、ブオン・ディン・フエ副首相は2016年～2019年期の経済社会発展の状況、政府と祖国戦線との連携活動を報告しました。これによりますと、この5年、ベトナムのＧＰＤ＝国内総生産の伸び率は6.78%に達し、外貨準備高は過去最高となった。ベトナムの輸出入総額がおよそ5千万ドルになるということが明らかにされました。

政府と祖国戦線との連携活動に関して、フエ副首相は「この連携体制はこれまで経済社会発展分野において達成した成果に貢献してきた」と述べました。外交活動に関して、フエ副首相は次のように語りました。

（テープ） 

「祖国戦線の外交活動を多様化、効率化させ、党と政府の外交活動と共に、世界の友人と相手国に向けて、あらゆる分野でベトナムの発展状況やベトナムの領有権、環境保護、気候変動に関する情報を提供します。これらの活動はベトナム政府と世界各国との信頼醸成と団結、友好協力関係の強化に寄与します」

この機に、2019年～2024年期における祖国戦線中央委員会の委員374人を代表して、新しい任期における祖国戦線中央委員会幹部会の議長に選出されたチャン・タイン・マン氏は次のように語りました。

（テープ） 

「新しい任期の委員に選出されて、大変光栄ですが、重い責任でもあると思います。私たちはこれまで達成した成果と経験を生かして、政府の主張や政策を効果的に実施し、団結を強化し、大会が打ち出した目標の遂行に全力をあげることを確約します」