ベラルーシが、国内へのロシアの中距離核兵器の配備を決定

(VOVWORLD) - ベラルーシが、自国内へのロシアの中距離核兵器の配備を決定したことを明らかにしました。
ベラルーシが、国内へのロシアの中距離核兵器の配備を決定 - ảnh 1(写真:Sputnik)

ロシアのプーチン大統領は、同国がベラルーシ領内に戦術的核兵器を配備することを発表しています。

ロシアは、「ベラルーシ国内への戦術的核兵器配備計画は、日々増大する西側の対ウクライナ軍事支援への対抗措置である」と表明しました。

ロイター通信によりますと、ベラルーシ外務省は28日火曜、声明を発表し、「わが国の政治・地政学的な方針の転換を狙っての米国、英国、およびNATO北大西洋条約機構加盟国、ならびにEU加盟国からの数年にわたる前例のない圧力を受けた後、わが国はロシアの中距離核兵器の国内配備を決定した」と表明しました。

この声明ではさらに、「こうした状況および、これ伴う国家安全保障分野における懸念やリスクを考慮し、ベラルーシとして自国の安全保障と防衛能力の強化により対応する必要がある」とされています。

なお、ロシアは「ベラルーシへの戦術核兵器配備という決定は、ベラルーシとの合意後に下されたものであり、国連の核兵器不拡散決議には違反していない」と表明しました。(ParsToday)

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