ベラルーシで7週連続の日曜日デモ…大統領の就任式強行に抗議
(VOVWORLD) - ベラルーシの首都ミンスクなどで27日、大統領選の開票結果に抗議するデモが実施されました。
ベラルーシのウラジーミル・マケイ外相=mfa.gov.by |
日曜日の大規模デモは7週連続で、インターファクス通信は、ミンスクでは約10万人が参加したとの見方を伝えました。
今回は、アレクサンドル・ルカシェンコ大統領が23日に就任式を強行したことに抗議するため、「真の就任式」と銘打ちました。8月の大統領選で次点とされたスベトラーナ・チハノフスカヤ氏が「勝者」だと強調しました。
内務省報道官はタス通信に、治安当局が国内でデモ参加者約200人を拘束したことを明らかにしました。
一方、ウラジーミル・マケイ外相は26日、国連総会一般討論でビデオ演説し、ルカシェンコ氏の正当性を認めていない欧米が「ベラルーシに大混乱と無政府状態を作ろうと試みている」と非難し、内政干渉や制裁は「逆効果になる」と警告しました。(読売新聞)