ロシア軍 北方領土などで大規模な軍事演習開始と発表

(VOVWORLD) -ロシア軍は23日から北方領土の択捉島や国後島などで大規模な軍事演習を開始したと発表しました。
ロシア軍 北方領土などで大規模な軍事演習開始と発表 - ảnh 1パトルシェフ・ロシア連邦安全保障会議書記(写真:AFP/TTXVN)

ロシア軍の東部軍管区によりますと、演習は2つの国家間の対立を想定したもので、北方領土の択捉島や国後島、それにサハリンなどで5日間の日程で行われます。

演習には1万人以上の兵士のほか、最大で500台の軍事車両、航空機およそ30機、艦船およそ10隻が参加し、上陸作戦なども行うということです。
ロシアはオホーツク海と太平洋を結ぶ北方領土周辺を軍事的な要衝の1つと位置づけていて、ことし2月にも、千島列島の演習場で合わせて1000人以上の兵士が参加する演習を行っています。
ロシアがこうした軍事演習を繰り返す背景には、北方領土を自国の領土と誇示するとともに、アジア太平洋地域で軍事力を強めているとみているアメリカをけん制するねらいもあるとみられます。

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