世界国際赤十字・赤新月社デー」 優しい行動を繰り広げる

(VOVWORLD) - 5月8日は「世界国際赤十字・赤新月社デー」です。このデーを記念して、人道分野に携わる人々は国際赤十字・赤新月運動の長い歴史を振りかえるとともに、社会的弱者に対する人道支援活動を促進していくとしています。
 ベトナム赤十字協会はホーチミン主席により、1946年11月23日に発足しました。1957年11月4日にベトナム赤十字協会は国際赤十字・赤新月運動の加盟国となっています。この76年間、ベトナム赤十字協会は国際赤十字・赤新月運動に積極的に貢献し、健康保護ケアや社会救助、災害予防対策などを効果的に行ってきました。

ベトナムでは5月が人道月間に定められました。今年の人道月間にベトナム赤十字協会は「漁民の安全確保」と「子供の栄養補給」という2つの重要な運動を展開しています。

その中で「漁民の安全確保」運動は困窮している漁民5万人に多機能救命胴衣を、9万隻あまりの漁船に応急手当バッグと国旗を提供するとともに、漁民の持続可能な生計向上を支援することが狙いです。

また、「子供の栄養補給」運動は北部山岳地帯、中部高原地帯、西南部、農村部、島嶼に住んでいる栄養失調の子供百万人を対象に栄養検査を行い、食生活の改善、寄宿学校の食堂の設立、安全な食料品の供給などを促進するとしています。

なお、ベトナム赤十字協会のブイ・ティ・ホア会長によりますと、これらの2つの運動はCOP 26=第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議で打ち出されたベトナムの公約の達成を目指すものであるということです。

 

 

 

 

 

 

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