仏外相「信頼関係修復には時間と行動」、米国務長官との会談で

(VOVWORLD) - バイデン大統領は、オーストラリアとの新たな安全保障の枠組みを発表する前にフランスと協議を持っていれば外交問題を回避できたと認め、マクロン大統領は召喚した駐アメリカ大使を来週アメリカに復帰させる方針を表明しました。
仏外相「信頼関係修復には時間と行動」、米国務長官との会談で - ảnh 1フランスのルドリアン外相(左)とアメリカのブリンケン国務長官=AFP

フランスのルドリアン外相は23日、アメリカのブリンケン国務長官と会談し、潜水艦開発計画を巡る問題を発端とする外交危機からの信頼関係修復には「時間と行動」が必要になるとの考えを伝えました。

潜水艦開発計画を巡っては、米英豪による新たな安全保障の枠組みの下、オーストラリアがフランスと進めていた計画を破棄し、米英の支援で原子力潜水艦を配備すると決定しました。フランス政府は反発し、駐アメリカ大使と駐オーストラリア大使を召還する事態に発展しました。

フランスのマクロン大統領とアメリカのバイデン大統領も22日、電話会談を行いました。バイデン大統領は、オーストラリアとの新たな安全保障の枠組みを発表する前にフランスと協議を持っていれば外交問題を回避できたと認め、マクロン大統領は召喚した駐アメリカ大使を来週アメリカに復帰させる方針を表明しました。(ロイター)

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