(VOVWORLD) - フランスのマクロン大統領は27日、パリで記者会見し、8月の大規模爆発を受け政権が崩壊した中東レバノンで新政権樹立が失敗に終わったことについて、レバノン政界全体の「裏切り」で「恥ずかしく思う」と強く非難しました。
マクロン大統領=Kafkadesk |
旧宗主国の指導者としてマクロン氏は国際社会のレバノン支援を主導しました。経済支援開始の条件に早期の政権発足を求めていました。新首相に指名されたアディブ前駐独大使が組閣を断念したことを受け、パリでは開くことの少ない記者会見をあえて行いました。
マクロン氏は「レバノン国民のことは見捨てない」と訴え、同国の政治指導者らに「最後の機会だ」として対応を要求しました。(共同通信)