会議で発表しているチョン書記長

17日午前、ハノイで、グエン・フ・チョン書記長の主宰の下、ベトナム共産党政治局は会議を開き、2021年の経済社会発展計画の実施状況、2022年の経済社会発展計画案、2021年の国家予算の実施状況、2022年の国家予算案などに関する政府党委員会の報告について協議しました。

会議の結論を出したチョン書記長は、政治局は政府党委員会の報告に基本的に同意したと述べ、次のように語りました。

（テープ）

「今年は第13回党大会決議を展開する最初の年ですが、経済社会発展に関するどんなん経験を積んだのかを明らかにした上で、第13回党大会決議に基づいてその経験を評価し、2022年の計画に盛り込む必要があります。計画はわかりやすい、覚えやすい、やりやすい、チェックしやすいという精神で立てなければなりません。党中央執行委員会に提出する経済社会発展計画の実施状況に関する報告は大雑把なものではなく、詳細に明らかにしなければなりません。」

このように語ったチョン書記長はまた、党政治局は政府・各部門・各地に対し、第13回党大会決議の精神に基づいて年末までの経済社会発展計画の展開と来年の計画の立案を指導するよう求めました。

新型コロナ予防対策について、チョン書記長は、国民の命と健康を第一にして新型コロナ予防対策を強化し、疫病が長引く可能性があることから、それに対応するシナリオを作成するよう求め、次のように語りました。

（テープ）

「私たちは、落ち着いて状況を客観的に評価した上で、正しい予測を出し、それに基づいてふさわしい具体的な対策を講じる必要があります。」

そして、チョン書記長は、疫病に対応しながらも、経済回復にも力を入れ、国民の生活を確保しなければならないと強調しました。