初公開を含む枯葉剤被害に関する展示会始まる


8月10日のベトナム枯葉剤惨禍記念日55周年に当たり、3日、ハノイの軍事歴史博物館で、ベトナム枯葉剤被害者協会や、ベトナム人民軍の化学部隊の共催により、「枯葉剤、良心と正義」をテーマにした枯葉剤の被害に関する展示会が31日までの日程で開幕しました。

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展示会が市民多数を集める

この展示会で紹介されている品々や、写真、資料はアメリカ軍が戦争中にベトナムに散布した枯葉剤の深刻な被害や、被害者の痛み、被害者を支援するための全社会の努力、国際社会の支持・支援、困難を乗り越えるための被害者の取り組みなどにちなんだものです。

特に、南ベトナム政権が1969年に立案した枯葉剤使用計画や、その散布範囲の地図は初めて公開されました。軍事歴史博物館館長のグエン・スアン・ナン少将は次のように明らかにしました。

(テープ)

「化学戦争をはじめアメリカ軍によるベトナム侵略戦争がもたらした被害を糾弾することがこの展示会の目的です。その上で、各団体、個人に対し、枯葉剤被害者を支援し、被害者の闘争を支持するよう呼びかけます。」

 

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