「地球を救う・自然災害及び気候変動と戦うスーパーヒーローを誕生」コンテストの授賞式

集会で発言に立った農業農村開発省のグエン・ホアン・ヒエップ次官は、「ベトナムでは近年、自然災害は複雑に起きており、この10年、自然災害による死亡者と行方不明者は3600人にのぼっている」と述べ、ベトナムは、気候変動による最も大きな影響を受ける5ヵ国の一つであると明らかにしました。ヒエップ次官は次のように語りました。

（テープ）

「今年の国際防災デーにあたり、国連は、国連が掲げる防災ガイドライン「仙台防災枠組」の目標の一つである「インフラに対する被害を最小限にする」に基づいて、「永遠のための建設」を今年の国際防災デーのメッセージとすることにしました。このメッセージは現在のベトナムに見合うと思います。ベトナムの政府と国民の努力及び国際社会の支援により、ベトナムの自然災害防止対策に必要なインフラが整備され、効果を上げ、気候変動対策を強化するとともに、自然災害の被害を最小限にすることを期待しております。」

集会で、ベトナム農業農村開発省は、いくつかの国際組織及び非政府組織と、防災リスク削減に関する協力枠組みを締結しました。

また、集会を機に、子どもを対象に、「地球を救う・自然災害及び気候変動と戦うスーパーヒーローを誕生」というコンテストの授賞式が行われました。そして、自然災害防止対策に関する全国報道賞の発動式も行われました。