外務省の定例記者会見

(VOVWORLD) -1日午後、ハノイで行われた定例記者会見で、外務省のレ・テイ・トゥ・ハン報道官はホアンサとチュオンサ両群島に対するベトナムの終始一貫した立場を強調した上で、ベトナムの立場に賛成している各国を歓迎しました。
外務省の定例記者会見 - ảnh 1  レ・テイ・トゥ・ハン報道官(写真:cand.vn)

ハン報道官は去る9月16日、フランス、ドイツ、イギリスはベトナム東部海域、いわゆる、南シナ海に関して、国連に共同声明を提出したことに関して、次のように語りました。

(テープ)

「ベトナムは各国がベトナム東部海域、いわゆる、南シナ海の平和、安定の維持、および、協力、発展の促進に関する共通の目標と願望を分かち合うことを歓迎しています。これを実現するため、海洋秩序の尊重、および、1982年の国連海洋法条約の履行は重要な意義を持っています。ベトナムはベトナム東部海域問題に関して、国際法に合致する各国の立場を高く評価すると共に、海洋におけるすべての活動が1982年の国連海洋法条約を基礎に実施すべきという主張に賛同しています。」

この海域における紛争の回避を目的とするCOC=行動規範の交渉が新型コロナの影響で中断していますが、早期に再開する必要があることに関して、ハン報道官は「これはASEANと中国の最優先課題である」と強調しました。

菅首相は10月中旬にベトナム訪問を行う予定があることについて、ハン報道官は「ベトナムと日本との広範な戦略的パートナー関係が良好に発展している。双方は各レベルで、様々な形式により会合や会談を行っている。ベトナムは菅首相が両国の都合がよい時期にベトナムを訪問することを歓迎する」と述べました。

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