(VOVWORLD) - この間、外国のいくつかの金融機関は2022年にベトナム経済が好転し、GDP＝国内総生産の成長率は6.5%～6.7%に達するとの予想を出しました。
イギリスのスタンダードチャータード銀行(Standard Chartered Bank)はベトナムのマクロ経済に関する最新レポートの中で、ベトナムの経済が2022年に力強く回復し、同年におけるGDP成長率が6.7％になると予測しています。
また、新型コロナ対策の緩和に伴いベトナムでの生産工場の稼働率が改善していることに加え、ベトナム政府の経済振興措置や世界貿易の回復などがベトナムの経済成長を促す見通しです。
一方、香港上海銀行HSBCは、新型コロナウイルス感染症の変異株である「オミクロン株」の感染拡大の懸念があるにもかかわらず、ベトナムの2022年におけるGDP成長率を6.5％と予想しました。
また、製造業や輸出、FDI＝海外直接投資の増加、国内市場の消費回復などが2022年のGDP成長を後押しすると分析しました。