(VOVWORLD) -14日、ハノイで、労働傷病軍人社会事業省は統計総局、国連人口基金、オーストラリア外務貿易省、在ベトナムオーストラリア大使館と連携して、「変化への旅」をテーマにしたベトナムでの女性に対する暴力の2019年国家調査報告を公表しました。
国連人口基金ベトナム事務所のきたはら・なおみ所長は、「この10年余りに渡り、国連人口基金は、ベトナムの政府や関連各機関と共に、女性に対する暴力根絶を目指してきた。双方はまた、男性や女性、男の子、女の子が平等でかつ安全な暴力のない生活を送れるような世界作りに向けて連携し合っている。私たちは、このビジョンの達成に対するベトナムの公約を高く評価する」と明らかにしました。
一方、在ベトナムオーストラリア大使館のロビン・ムディ大使は「ベトナムでの女性に対する暴力の2019年国家調査は、この問題に関する十分な情報とデータを提供してきた。ベトナム政府とパートナーは、引き続き女性に対する暴力を効果的に解決し、根絶させることを公約した」と強調しました。
これまでに、ベトナムは、女性に対する暴力の第2回国家調査を実現した世界で唯一の国となっています。
なお、この機に、ベトナム政府、オーストラリア政府、及び、国連人口基金は、女性に対する暴力根絶のために緊急行動を呼びかけました。