席上、政府宗教委員会のグエン・ティエン・チョン副委員長は「ベトナムは多宗教国家である。現在、36の宗教組織が認定され、４つの宗教組織と１つの宗派が宗教活動登録証明書が発給された。各宗教の聖職者は威信ある人々であり、信者らに大きな影響を与えている」と明らかにしました。また、宗教組織は信者らに法律と宗教の規律に従って、修行し、党と国家の政策、路線、法律を遵守するとともに、宗教を盾に、革命事業を破壊しようとする陰謀分子と闘うことを働きかける役割があるとしています。

さらに、チョン氏は党と国家の政策、主張、法律の宣伝啓もうにおける宗教組織の役割の発揮は重要な意義があり、政治的・社会的安定の維持、祖国の建設防衛、持続可能な発展に重要な貢献をすると強調しました。

一方、シンポジウムで出席者らは法律の教育・宣伝、文化の紹介、社会保障、人道的活動、新農村づくり、経済・医療・教育発展、環境保全、社会秩序の維持、外交活動の強化に対する宗教組織の参加や宗教・信仰の宣伝における宗教活動の役割の発揮について話し合いました。