ファム・ミン・チン首相（写真：VGP）

15日午前、政府本部で、ファム・ミン・チン首相は、第14期国会第11回会議で選出されてから開かれる政府の最初の会議を主宰しました。この会議は、政府の今後の活動を展開するために行われたものです。

会議で発言に立ったチン首相は「国内外の情勢は複雑に推移している。特に、世界では新型コロナウイルス感染症が拡大し、国内で再発する恐れがあるので、それぞれの政府閣僚は断固とした措置をとり、託された任務を集中的に実施する必要がある」と述べ、次のように語りました。

（テープ）

「平和で安定した政治的環境を維持すると共に国際社会への参入を強化します。民族大団結の力を生かして、インフレの抑制とマクロ経済の安定化に努力します。すべての経済社会発展の目標値を精力的に展開しなければなりません。その中で、インベンション・イノベーションと国営以外の力を調達します」

まもなく開催される第15期国会議員選挙と2021年～2026年期の各レベル人民評議会議員選挙の準備作業に関して、チン首相は各部門、地方に対し、選挙準備作業を点検した上で選挙活動に関する手引書を発行するよう要請しました。これと同時に、敵対勢力の中小論調を批判し、政治社会の治安秩序を確保するよう求めました。