日米韓の北朝鮮担当高官が協議 米高官 対話の可能性にも言及

(VOVWORLD) - 日米韓の朝鮮民主主義人民共和国担当の高官が21日、韓国で協議し、アメリカのソン・キム特別代表は、朝鮮民主主義人民共和国がアメリカとの対話の可能性にも言及する中「条件なしにいつでもどこでも会うことができる」と述べました。
日米韓の北朝鮮担当高官が協議 米高官 対話の可能性にも言及 - ảnh 121日、ソウルで協議に臨む(左から)米国のソン・キム北朝鮮担当特別代表、韓国の魯圭悳・外務省朝鮮半島平和交渉本部長、日本の船越健裕・外務省アジア大洋州局長=YONHAP/TTXVN

午前11時ごろから正午ごろまでソウルにあるホテルで行われた協議には、日本から船越アジア大洋州局長、アメリカから朝鮮民主主義人民共和国問題を担当するソン・キム特別代表、そして韓国からはノ・ギュドク(魯圭悳)朝鮮半島平和交渉本部長が出席しました。

アメリカのバイデン政権が外交を通じた朝鮮民主主義人民共和国の非核化を目指す方針を掲げる中、朝鮮民主主義人民共和国のキム・ジョンウン(金正恩)総書記は今月17日「対話にも対決にも準備しなければならない」と述べ、バイデン政権発足後初めて、対話の可能性にも言及しました。

協議の冒頭、ソン・キム特別代表は「朝鮮民主主義人民共和国の前向きな反応を期待している。条件なしにいつでもどこでも会うことができる」と述べました。

また船越局長は「3か国の協力は地域の安全と安定に極めて重要だ」と述べ、朝鮮民主主義人民共和国の非核化に向けて3か国で緊密に連携して対応する考えを強調しました。

一方、韓国外務省によりますと、日韓両国の懸案について意見を交わすため、船越局長とイ・サンリョル(李相烈)アジア太平洋局長の協議も行われる予定です。(NHK)

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