(VOVWORLD) -「枯れ葉剤・ダイオキシン被害者の正義を求める闘いのため、引き続き宣伝活動に注力していく」
これは、ベトナム枯れ葉剤/ダイオキシン被害者協会(VAVA)の会長を務めるグエン・フィ・チン上級中将が、9日午後、ハノイで開催された2023~2028年の第5期第3回執行委員会会議に強調したものです。
今年、全国の各級協会は枯れ葉剤・ダイオキシン被害者を支援するため、多くの実質的な活動を展開してきました。宣伝啓もうの強化や、VAVA による被害者支援の活動などは、協会全体の責任感と決意を示すものです。その内には、国際的な支援を呼びかけるための海外視察団の派遣、戦争反対の会議・シンポジウムへの参加などの対外活動は、被害者への信頼と支援源を築き、生計向上にもつながっているとされています。これに関し、チン上級中将は、次のように語りました。
(テープ)
「2026年には、我々は枯れ葉剤・ダイオキシン被害者の介護・支援のため、より良い資源の動員・働きかけの方法を引き続き刷新していきます。さらに来年の任務として、「枯れ葉剤惨禍65周年」の節目を機に、社会的コンセンサスを作り出し、国内外に幅広い認識を向上するためのプログラムを引き続き実施します。これをもとに、枯れ葉剤・ダイオキシン被害者に対して、より具体的で実効性のある取り組みを進めていきます」