欧州企業、ベトナムを評価

(VOVWORLD) - 8日、ハノイで、ユーロチャム(EuroCham)=在ベトナム欧州商工会議所は、今年第1四半期のBCI=ビジネス気候指標を発表しました。

BCIは、毎月ユーロ圏の製造部門の開発状況を評価します。この指標は業界をリードする業界関係者の調査を含む要因分析に基づいています。

今回、発表されたBCIによりますと、ベトナムで事業活動を行っている欧州企業の90%は、「新型コロナウイルスによる感染症は自社にマイナス影響を与えている」と認めていますが、疫病が流行っている背景における生産経営活動の困難解決と社会安全保障の確保に関する指示11号をはじめベトナム政府がとっている措置を高く評価しています。

また、75%は、法人所得税や、個人所得税、付加価値税などの納期限延長に関する決定は各企業に利益をもたらしるとしています。ユーロチャムのニコラス・オディエ(Nicolas Audier)共同会頭は、「ベトナム政府が断固たる措置をとらなければ、状況はさらに悪化する可能性がある」と分析するとともに、 「今後も、ユーロチャムはベトナムとともに歩んでいく」と再確認しました。

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