写真提供：　Nhat Bac

会合ではASEAN内、及びASEANとパートナー国の交通運輸連結の強化を目指す政府レベルの多国間文書の締結に関する手続きの完成、2016年～2025年期のクアラルンプール交通戦略に属する計画やプロジェクトの総合的な展開に関する報告、2020年のASEAN交通協力枠組内の行動計画プロジェクトの採択、中国、日本、韓国などの対話国との交通協力の強化といった4つの主要課題について討議が行なわれました。開会式でチン・ディン・ズン副首相は次のように語りました。

（テープ） O Dung

「ASEANの積極的なメンバー、ASEAN2020議長国として、ベトナムは加盟諸国と緊密に連携して、達成した公約や合意書を積極的に展開し、ASEANの中核的な役割の発揮に取り組むと確約します。また、パートナー国と力を合わせ、陸・海・上空の輸送の自由を確保し、繁栄したASEANの構築を目指します。」

なお、この会合は毎年行なわれており、ASEAN諸国とパートナー国が地域の安全で持続可能な交通ネットワークづくりについて協議する場となっています。今回、加盟諸国とパートナー国からの代表およそ250名が出席しました。