第2回少数民族全国代表大会 「団結は民族の力の源」
(VOVWORLD) - この大会は貧困解消、新農村づくり、インフラ整備、民族政策の実施、祖国建設防衛、国際参入事業に対する少数民族の大きな貢献を顕彰するためのものであり、各少数民族間の交流や経験交換を行う場でもあります。
4日午前、ハノイで、第2回少数民族全国代表大会が開幕しました。「党の輝かしい旗の下で、各民族が平等、団結、互いに支援し合い、底力を活用して、国と共に発展しよう」をテーマにした今回の大会には、グエン・スアン・フック首相やグエン・ティ・キム・ガン国会議長をはじめとする指導者らのほか、ベトナムの54の民族を代表する1600人の代表が出席しました。
大会で発表しているフック首相 |
この大会は貧困解消、新農村づくり、インフラ整備、民族政策の実施、祖国建設防衛、国際参入事業に対する少数民族の大きな貢献を顕彰するためのものであり、各少数民族間の交流や経験交換を行う場でもあります。
開幕式典で発言に立ったグエン・スアン・フック首相は、国の防衛発展事業に対する少数民族の大きな貢献を評価し、次のように語りました。
(テープ)
「総人口の15%しか占めていない少数民族は国の発展に大きな貢献をしています。かつての民族解放事業では、歴史に名を残した少数民族出身の英雄の多くが輩出しました。平和時代では、党と国家は、国の発展事業で大きな成果を収めた少数民族出身の多くの人を顕彰しましたが、まだ少数民族の人々の大きな貢献に合致していないと思います。しかし、少数民族が収めてきた成果はベトナム民族全体のもので、ベトナム民族の団結強化に貢献しています。」
このように語ったフック首相は、「党と国家は少数民族居住地への投資を強化する方針である」と明らかにし、関連各省庁に対し、少数民族の人々の物心両面での生活改善に全力を尽くしてゆくよう求めました。