7日午後、タイ・バンコクで、同国のアタコーン・シリラタヤコーン観光スポーツ大臣が記者会見を開き、9日に行われる第33回東南アジア競技大会（SEA Games）の開会式準備状況を紹介しました。今年のテーマは「私たちは一つ（We are one）」で、ASEAN東南アジア諸国連合の文化の多様性と友情をたたえるものです。

大臣によりますと、開会式は「団結・勝利・新たな始まり」を象徴するテーマのもと構成され、1959年に同大会が誕生したタイが「原点回帰（Back to the Origin）」の精神で再び開催国を務める、特別な節目となります。会場では、最先端のテクノロジーを用いて、音楽、パフォーマンス、舞台デザイン、衣装、特殊効果を融合させ、迫力ある演出が披露される予定です。

第33回SEA Gamesは、12月9日から20日までタイで開催され、ASEANの11カ国から約9400人の選手が参加し、50競技574種目で競い合います。