10月10日の首都ハノイ解放65周年、及び、ハノイがユネスコ＝国連教育科学文化機関により「平和のための都市」という称号授与20周年を記念して、2日午前、ハノイ市内のタンロン城跡で、第6回ハノイのブック・フェアが始まりました。

「ハノイ・平和のための都市」と銘打った今回のフェアでは国内の出版社や書店などのおよそ200のブースが設置され、過去最大規模となりました。今年のフェアにはベトナム駐在幾つかの外国の外交機関、東南アジア出版協会、日本の出版社14社が出展しています。

開会式で、情報通信省のホアン・ビン・バオ( Hoang Vinh Bao) 次官は次のように語りました。

（テープ） 

「全国民に読書運動を広めることは学習社会づくりの原動力であり、主要な手段ともなります。このブックフェアを通じて、ハノイと全国各地は読書文化により深い関心を示し、より多くのブックフェアやブック・ストリートなどを開設することを望んでいます」

今回のブックフェアでは「平和のための都市になった20年のハノイ」という特別なブースが設置されています。ここではハノイの歴史にちなんだ資料が紹介されています。