米ロの3飛行士を宇宙に打ち上げ 感染厳戒下でステーションへ
(VOVWORLD) - 地球で新型コロナウイルスが猛威を振るう中、飛行士が感染しないよう厳戒態勢下の出発となりました。
写真:AFP/TTXVN |
ロシア宇宙当局は9日、アメリカとロシアの3人の宇宙飛行士を乗せたソユーズロケットを中央アジア・カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から国際宇宙ステーションに向け打ち上げました。地球で新型コロナウイルスが猛威を振るう中、飛行士が感染しないよう厳戒態勢下の出発となりました。
3人を乗せた宇宙船はロケットから切り離され、発射から約9分後に予定された周回軌道に達しました。日本時間9日深夜にドッキングしました。
ロシア人のアナトリー・イワニシン、イワン・ワグネル、アメリカ人のクリス・キャシディの3飛行士は1カ月以上、外部との接触をほぼ完全に絶った環境で出発に向け準備してきました。