米国：東南アジア地域の発展に前向きな役割を担いたい
(VOVWORLD) - 今週、ベトナムのハー・キム・ゴックアメリカ大使はワシントン駐在ASEAN加盟諸国の大使と共にオンライン形式で、アメリカ政府の独立機関として民間の開発プロジェクトに資金提供を行っているDFC＝アメリカ国際開発金融公社のDavid Marchick最高経営責任者代行と会合を行いました。
 ハー・キム・ゴックアメリカ大使＝Đặng Huyền/TTXVN |
会合で、Marchick氏は「DFCはメコン河流域をはじめ東南アジア地域の発展に貢献したい」と明らかにすると共に「DFCは東南アジア地域の気候変動や持続可能な開発、グリーン・エネルギー開発プロジェクトへの投資、コロナ禍への対応を優先的に支援する」と強調しました。
また、「農業と教育分野で事業活動を行っている企業を支援する他、日本、韓国、オーストラリアと協力して、投資プロジェクトの効果向上を図る」と述べました。Marchick氏はDFCとベトナムとの協力の余地が大きいであると強調しました。
一方、ゴック大使はアメリカ政府に対し、東南アジア地域におけるサプラインチェーンの持続可能な開発、ベトナムのロンタイン国際空港、南北縦断道路の建設、再生可能なエネルギーの開発など高品質なインフラ整備プロジェクトへの投資を強化するよう提案しました。また、今後、アメリカはASEAN加盟諸国が新型コロナウイルスワクチンの接近を支援すると共に、東南アジア地域へのPPP官民連携による投資を強化するよう希望を表明しました。