米大統領選 投票日まで1週間 激戦州での争いが焦点に

(VOVWORLD) -アメリカ大統領選挙は来月3日の投票日まで27日で1週間となります。トランプ大統領と民主党のバイデン氏は激戦州の東部ペンシルベニア州を相次いで訪れて互いを強く批判し、選挙戦は最終盤に入って勝敗を左右する激戦州での争いが焦点になっています。
米大統領選 投票日まで1週間 激戦州での争いが焦点に - ảnh 1     (写真:Jeenah Moon/Reuters)

トランプ大統領は26日、東部ペンシルベニア州の3か所で相次いで大規模な集会を開きました。

この中でトランプ大統領は、バイデン氏が掲げる再生可能エネルギーの推進などの政策に関連して「ペンシルベニアのエネルギー産業にとって経済的な死刑宣告だ」と述べ、州内で盛んなエネルギー産業に悪影響があると強く批判しました。
一方、バイデン氏は地元の東部デラウェア州から近い、ペンシルベニア州にある陣営の事務所を予告なく訪れ、スタッフらを激励しました。
そして、同行した記者団に対し、トランプ大統領の新型コロナウイルスへの対応について「ウイルスに白旗をあげている。何を考えているのか。私が大統領に就任したらあきらめることはない」と批判しました。

両候補は今週、中西部のミシガン州やウィスコンシン州など勝敗を左右する激戦州に連日入り遊説を行う予定で、選挙戦は最終盤に入り両陣営が運動に力を入れる激戦州での争いが焦点になっています。

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