米軍幹部が中国進出に「強い反対」、GSOMIAでも再考促す考え
(VOVWORLD) -来日しているアメリカのミリー統合参謀本部議長は、安倍総理大臣を表敬し、中国の海洋進出に「強い反対の意」を表明しました。
(写真:TBS/TTXVN) |
会談で安倍総理とミリー議長は、中国によるベトナム東部海域(いわゆる東シナ海)やベトナム東部海域での現状変更の試みに対し、「深刻な懸念及び強い反対の意」を表明しました。
また、朝鮮民主主義人民共和国の弾道ミサイル発射などをめぐり、日米韓3か国の連携の重要性を確認したほか、日本が独自に中東地域への自衛隊派遣を検討していることについて、ミリー議長から謝意が示されたということです。
会談後、ミリー議長は、日本と韓国が軍事機密を共有するための協定=GSOMIAについて、「期限が切れるまでにこの問題を解決したい」と述べ、韓国側に再考を促す考えを明らかにしています。