「精神的な治療必要」受け…仏が駐トルコ大使を召還

(VOVWORLD) - トルコのエルドアン大統領が「フランスのマクロン大統領は精神的な治療が必要だ」と発言し、フランスが大使を呼び戻す騒ぎとなっています。

トルコのエルドアン大統領は24日、フランスのマクロン大統領について「精神的な治療が必要だ」と演説で述べました。敬虔(けいけん)なイスラム教徒であるエルドアン大統領がイスラム過激派との対決姿勢を強めるマクロン大統領に反発した形です。

フランスではイスラム過激思想を持つ男に教師が殺害される事件などがあり、一部のモスクの閉鎖やイスラム教関連団体の解散が命じられていました。フランス政府はエルドアン大統領の発言は容認できないとしてトルコから大使を呼び戻しました。

フランスとトルコの間では東地中海の権益やアゼルバイジャンとアルメニアの紛争を巡っても対立が続いています。(テレビ朝日)

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