習主席がバイデン前副大統領に祝電 関係改善に期待示す

(VOVWORLD) - 中国の習近平国家主席は、アメリカ大統領選挙で勝利を宣言した民主党のバイデン前副大統領に祝電を送り「健全で安定した両国関係の発展を推し進めることを希望する」として、トランプ政権のもとで厳しく対立してきた関係の改善に期待を示しました。
中国外務省によりますと、習近平国家主席は25日、アメリカ大統領選挙で勝利を宣言した民主党のバイデン前副大統領に祝電を送ったということです。

この中で習主席は「両国関係の発展は、両国民の基本的な利益に合致するだけでなく、国際社会の共通の期待でもある」と指摘しました。

そのうえで「双方が、衝突したり対立したりぜず、相互尊重とウィンウィンの精神を堅持し、互いの違いをコントロールしながら健全で安定した両国関係の発展を推し進め、各国や国際社会と連携して世界の平和と発展という崇高な事業を進めることを希望する」として、トランプ政権のもとで厳しく対立してきた関係の改善に期待を示しました。

また、王岐山国家副主席も副大統領候補のハリス氏に祝電を送ったということです。

中国は今月13日に外務省の報道官がバイデン氏とハリス氏に祝意を示していますが、習主席はこれまで態度を表明していませんでした。(NHK)

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