（写真：AFP/TTXVN）

ＩＭＦ＝国際通貨基金、世界銀行、Ｇ２０＝２０カ国・地域の議長国のインドは来月３日に途上国債務問題に関する次官級の円卓会議を開催する予定です。途上国の債務再編に向けた取り組みを加速するということです。

ＩＭＦ当局者が２３日明らかにした。次官級会議の後、閣僚級の会議を世銀・ＩＭＦ春季会合に合わせて開きます。日程は未定です。

途上国の債務問題を巡っては、ザンビア、ガーナ、エチオピアの債務再編交渉が遅れており、世界最大の二国間債権国である中国が交渉の足を引っ張っているとの批判がアメリカなどから上がっています。

ＩＭＦのゲオルギエバ専務理事は２４─３０日に中国を訪問し、李強首相や何立峰副首相ら新指導部のメンバーと会談します。

ザンビア、ガーナ、エチオピアの債務再編は交渉段階が異なりますが、債務問題の専門家は、中国がスリランカの債務再編に同意したことを受けて交渉に弾みがつくのではないかと指摘しています。（ロイター）